よ う こ そ 

PENSHION MILKY HOUSEへ



 右の4っのイラストは、初めてのミルキーハウスのパンフレットからのものです。 1879年 私が、26歳の時に、このペンションを計画し始め、順調なスタートのためには、まず宣伝しなきゃ、と 
建物より先にパンフレットをつくって、友達らに配って回ったんです。
このパンフが、まだ、原稿の頃は、ロッジ ミルキーハウスって、
考えていたような気がする。
ミルキーハウスがまだ、ロゴと名前と、図面とイラストだけだった頃。

このパンフレットで、お客さんに向けた。最初の挨拶です。
 しぼりたてのミルクで、ご挨拶いたします。
都会に育った私たちは、牧場と畑と山々が、風景をつくる、
このニセコ高原に腰をすえることにしました。
 大好きな『大草原の小さな家』のインガルス一家のように、手造りのモノで、身の回りを埋めていきたいと思っています。

 北海道とは、原野の広がるところ。原野と人の営みをミルキーハウスのテーマにしていきたいと考えています。 
丸太を割って、大きなテーブルをつくりました。
枯れた笹は、電球のカバーに、
原野のススキは、雪よけの屋根に………
工夫次第で自然の恵みがあたたかく、遠い祖先の
生活の喜びが、よみがえってくるのを感じます。
春からは、牧場と農場をつくります。
夏には、手製のくだものや野菜が食卓をにぎわせるでしょう。
 ウインターシーズンには、日本最高の雪質が、あなたを待っています。
 空と白とジャンボのゲレンデ、
 雪はあくまで、羽毛のように軽く、
 スキーのあとに高く雪煙を巻き上げます。
 実感アスピリンスノーの世界!!
 
春の森は、山菜の宝庫。尻別川には、幻の魚、”イトウ”も健在です。

最初の仲間、佐藤くんのデザイン
オリジナル・Tシャツになった
 1880年12月11日 オープン

 名古屋の2人の女の子から、予約が急に入り、初めてのお客さんがきてしまった。
お客さん曰く、「毎日、内装が、変わって、きれいになっていく、、、」 まだ、建築進行形のオープンでした。
 最初は、どうしたらいいか解らず、毎晩、トランプの「大富豪」をやってた気がする。  これからの熱い100日間の始まりでした。
写真を見てください。玄関が、今のつくりと違うでしょ、この頃は、まだ雪がどれほど積もるものか知らないし、雪の怖さを知らなかった。

1880年11月末完成、間近なミルキー
原野で、ススキを取ってきて、非常階段のフードに
1982年夏に向かっての、ルームガイドから、     
welcome Milky  House

 ペンションミルキーハウスは北海道の牧場で知り合った大阪や東京の若者が“出来ることは自分らの手で”を合言葉に、内装や家具などを自分らの手で造ったウッディーな手作りペンションです。 今年2度目の夏を迎えましたが、ニセコの自然に抱かれ、すばらしいお客様に恵まれ、とても幸福な一年でした。

 夏のニセコの印象はいかがでしたでしょうか?シーズン中は賑ったゲレンデも、5月のゴールデンウィークの人出を最後にシーズンの幕を閉じます。ほとんどのロッジや旅館は、クローズされますが、山麓では畑おこしや、種蒔きがはじめられます。それは、ニセコの開基以来80余年続き、またニセコを支えて来た土と人のダイナミックな営為です。夏のニセコ、いわばニセコの素顔とでもいうこの時期に、ミルキーハウスも自然と人の営為の結び付きを自分たちの生活の中に見据えていきたいと考えています。

1980年12月11日オープン
上:スタートメンバーと
下:1年目のメンバー 全員イラス

北海道とは原野の広がるところ“原野と人の関り合い”がミルキーハウスのテーマです。かつて開墾時代、生活する為に衣・食・住 一切を自給していた頃の人間のバイタリティーと知恵を、自分達の手足で辿っていきたいと思います。
 小屋掛けは?家造りは?家具・小物つくりは?食物の採取から利用・保存法は?・・・

 きっと、こんな暮らしの基本的なことに対する叡智、ともいえる創造が人の可能性を広げ、人を強くし、とりもなおさず生活の喜びとなったと思うのです。

 自分で作ったものに囲まれ、生き物と共存した生活この喜びを分かち合いたいと思います。「動物と、農地に囲まれたロッジ」、これが、ミルキーハウスの夢です。
 誰もが考える素朴で、単純な夢かもしれません。
 が同じ夢を持つ人は、僕たちに呼びかけてください。遠いかもしれない、この目標に向かって輪を広げたいと思います。

上:1981年6月のミルキー農園
下:1983年の大きくなった、
ミルキー農園
1982年冬に向けて、
More than ever,Niseko ”もっと、ニセコを”

ゲレンデだけが、スキーじゃありません。

ゲレンデに飽きたら、あの白い尾根を滑り降りようか?
それとも 頂上を越して、露天風呂の雪見酒と洒落こもうか、、、
へたくそだって、かまわない。
ゲレンデを飛び出すものに。山は確かにこたえてくれる。
今日なら、森の中で、人知れず戯れる野ウサギの足跡を見つけても、生き物同志の喜びを共感できそうな気がする。
    82年、Winter  もっとニセコを、!!  ぼくの心は、アンヌプリ。
  白い、たおやかな山  アンヌプリは、ゲレンデ以外にも、
   こんなに滑れるコースが、盛りだくさん。
       特に、天気が安定する3月からは、
    ツアースキーこそ、ニセコの隠れた主役です。


Jeepをひいていた熊さんを、アレンジして、
デザインしたよ

My heart is Annupuri.
 
    1984年12月 オーナーより
 
 ニセコの山の中に、民宿の灯をともして、はや4年、皆様に育まれて、今では、北海道を代表するペンションに育ってまいりました。

  これもひとえに、皆様のおかげ。料金が、値上がったことは、ひらにご勘弁いただき、”GOOD VALUE FOT MONEY”
 さらに充実したミルキーに、このスキーシーズン、足を運んでください。
 今年は、リクエストのある限り、連日イベント。 また定員を少なくして、ゆとりのペンションライフを 個性的にお楽しみいただこうと、思っています。
 スタッフも、お客様にこき使われない限り、スポーツ心を持って、3月からのスキーツアーに焦点をおいて、ニセコを満喫しようと思っています。

  <<農園便り>>
 一昨年より、ちょっと大きくなったミルキー農園(1.3a)は、山野園長の管理のもと、20種類もの野菜を作付けして、稔りの夏と秋を迎えました。
スイートコーン、いも、豆などは、冬の食卓をにぎわせることでしょう。
 畑をもつ、ということは、お客様のお世話をする上で、結構負担になることです。
 でも遠からず、自給自足に近づけるのは、大きな楽しみだし、大地を自分たちの母として生きることも実感して、目覚めさせてくれました。
 この輪を広げたいです。

come on ,to have milky dream

「都会人」、ココロヲ タガヤセ!!

  1985年夏期 ミルキーのグリーンコート 3面完成!!

         見つけて!あなたのリゾート

ニセコ高原の朝霧は、リゾートのプロローグ
木が木として、土が土として思えてくる……
深呼吸にふさわしい空気を吸い込めば、
子供のように解き放たれる、胸のときめき。
ミルキーでは、ニセコ高原で楽しい一日を
過ごしていただけるため、いろんなイベントを
盛りだくさんご用意しています。

THEきもだめし、 Liveニセコ50ccトレイル、 温泉ツアー、 牧場ツアー、 教会ツアー、 フィーリングカップニセコでデート、 ミニFM局、スケッチ教室、ハンドクラフト教室、川下り、夏祭り、コンサートの夕べ、 ハイキング、 芋掘り、 テニストーナメント、 森の昼寝、 片田舎の散歩、 ガーデンパーティー、 木陰の読書 バイクツーリング、 これが綱引きだ、 露天風呂、 フォークダンスの輪、 高層湿原のトレッキング、 千人花火、 野花摘み、 山菜狩り、 野菜の朝もぎ、 家具造り、 FMディスクジョッキー、 オフロード・ラリー、 キノコ取り、 夜間登山、 パン作り、 収穫祭、 牧草畑のピクニック、 フィツシイング、 原野のジープクルージング、 竹かご造り、 御輿かつぎ、 炉辺談議、 バードウオッチング、 ファイヤーストーム、 星との対話、 マス釣り、 燻煙づくり、 マシュマロ焼き、 農園づくり、 男爵に生ビール…

    どんな世界が開けるか?それは、あなたの気分次第、
ニセコの早朝には鳥類図鑑、沢には、冷たいミネラルウオーターが流れ、そよぐ風は、頬に紅をひく。  雲海下の畑は、完成のないキャンパス……

      皆様のお越しをお待ちしています。

真夏の夜の、きもだめしが大うけ
毎朝の牧場ツアー、毎晩の温泉ツアーが、定番に
1988年
1988年の、welcome Tapeより

ようこそミルキーハウスへ、ここニセコは、5月5日ですキーシーズンも終わり、雪も5月下旬には、消えてしまいました。
6月には、木々も若葉で飾られ、とても素敵な風景を見せてくれます。
 この頃は、まるであたりが、山菜畑になったかのようで、連日食卓をにぎわせてくれます。 
 ニセコは、牧場と畑と、山々が景観をつくり、豊かな自然が溢れています。街には、本屋さんもないほど、ひっそりした町ですが、人手の入らない良さが、その魅力の一つ。
 街から来られた方は、空の色、風の音、澄んだ空気の味などを再発見なさるんでは、ないでしょうか。

 < 中  略 >

『北の国から』の作者、倉本 聡さんの言葉を紹介して、案内を終わります。
 
 自然を労せずしてみたいと願うなら、すでにあなたは傲慢な人です。
 感動を金で求めようとするならば、あなたは愚かで、軽薄な人です。
 
 自然は、一方で、人に冷酷で、
だからこそ、一方で限りなく美しい。
 もしもあなたが、一汗もかかずに北海道を見たいと思うなら、都会で絵はがきでも、見ていればよろしい。
 
 でも、もうここまで来てしまったらなら、どうか本当の見方をしてください。
 ここの住人が、それぞれの生活を 自然の中で、ひっそり送っている そうした静かな生活の場です。
 それをこそ、味わいたいと、あなたが仰るならば、僕らは、心から申し上げるでしょう。
 
 ようこそ、はるばる北の国へ。
オープンから、年2回出していた
新聞【PRESS】も、オフセット印刷
で、ビジュアルに、なってきました
一番人気の温泉ツアー
雪中露天に、みんな大満足
1990年 月刊「WAN」(ペットの雑誌)に掲載
 
 ぺンション ミルキーハウスは、脱都会の若者が、北海道の大自然に魅せられて、”自ら出来ることは、自分らで、”をモットーに1年半の歳月をかけて,造り上げた、手作りペンションです。
 内装や、家具も私たちの手造り。
 カントリーライフ、ウッディーライフに関しては、興味の尽きることはなく、ニセコでもっとも、”田舎暮らし”と”ペンションに関するアイデンティティ”を追求しているペンションです。

 今年で、オープン10年目、歴史と伝統のマンサードの大屋根に、白い出窓が鮮やかなアリー・アメリカン風のペンションは、、芝生に囲まれて、とってもミルキーな感覚です。
 内装は、丸太に白壁というウッディーなつくり。 ホテルやロッジとは ひと味違った自然のもつ暖かさと、アットホームな雰囲気が漂ってきます。
 
 もちろん、ただのペンションではつまらないので、毎晩のイベント企画に力を入れています。 土曜日恒例の名物イベント ”これが綱引きだ” をはじめ、温泉ツアー、ミルキーのフォトライブラリー、デーリークイズショー、早朝の牧場ツアー などなど、1年を通じて盛りだくさんのイベントを用意しています。自家農園 『ミルキー農園』 で野菜やジャガイモの 朝もぎも楽しめます。
 夕食は、ホテルのディナーをしのぐフルコースで、食 ショックさせていただきます。オードブル・スープ・魚料理・サラダ・肉料理・デザートと、大食漢のオーナーのプライドに賭けて、保証いたします。
 紹介が遅れまして、私オーナーは、只今、35歳の浪速男。フロンティアの地北海道に憧れて、大阪から移住してまいりました。
 3人の子供と妻、それに、愛犬コロといった家族構成です。
 
 ”ミルキーハウス”という名前は、前職が、牧夫だったこと、牧場仲間の協力をえて、手造りペンションがスタートしたこと、それから、お客さんに、しぼりたての牧場ミルクを飲んでもらいたかったので、自然に浮かんできました。 「ミルク家」=「ミルキーハウス」
 
 前に、我が家では、オールド・イングリッシュ・シープドッグを飼っていましたが、事故で死んでしまいました。
 その後、札幌の動物喫茶?のような所から、もらってきたのがコロなんです。
 牧場の動物たちと同じように、あまりかまわず、えさも残飯ばかり与えています。
 なかなかたくましく育って、時々出没するキタキツネの姿を感じると、野性に返り、飛びかかっていくんですよ。
 いつもは、お客さんに甘えて、コロッと仰向けになって、お腹をなぜてもらっています。

  最近、北海道を家族ぐるみで旅する、犬たちが目立ってきました。犬を連れていると、泊まれるところが、なかなかないんで、犬づれの方からは、好評をいただいています。
 うちのペンションは、オープン以来、動物連れ”OK”。
 私が、牧場あがりだし、もともと動物大好きなんです。
 この辺は、森林公園のようなところ、散歩コースには事欠かないし、広い草地、犬といける、登山やトレッキングコースなど、ワンチャン大喜びの、エリアかも?
 どうぞ一度、遊びに来てください。
ミルキー4代目のペットコロ、シバのはいった、雑種だった。17歳まで長生きした
ミルキー3代目のペット オールド 女の子に大人気だった。

 

 

 

inserted by FC2 system